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在庫は時期によりまして 変動することがございます |
書籍情報
本書は7章に分けられ,大別すると基礎,先進材料開発,測定技法の三つの領域から構成されている.材料開発の源流を遡り,先人たちが情熱を燃やし,ときにロマンに満ちて「金属」にかけた意気込みと汗の結晶を辿る. |
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金属学のルーツ
材料開発の源流を辿る
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A5/336頁 定価(本体6000円+税) 978-4-7536-6132-9
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齋藤安俊(工学博士)/北田正弘(工学博士) 編 |
和泉 修/北田正弘/幸田成康/菰田 孜/齋藤安俊/長倉繁麿/永田明彦/平野賢一 著 |
目 次 |
1. 金属結晶学 結晶と結晶学/結晶学の始まり/結晶の分類/球の詰め込み/X線の発見/Laueの結晶によるX線回折実験/Braggの実験と寺田-西川の実験/結晶構造解析法の進展/初期のX線回折による金属結晶構造の研究/電子の波動性の発見と電子回折/初期の電子回折の金属研究への応用/中性子回折と初期の金属研究への応用/金属結晶構造研究の進展/金属結晶学の発展に対するわが国の主要な貢献/新しい金属材料の構造研究/むすび 2. 拡 散 はじめに/固体中で原子は拡散するか?/固体金属中の拡散研究の始まり/拡散係数の温度依存性/拡散係数の濃度依存性/拡散の原子的機構/短回路拡散/あとがき 3. 転位論 転位論の始まり/転位らしきもの/初期の2冊の教科書/すべり帯/泡模型/結晶のらせん成長/エッチ・ピット/ひげ結晶/バーガース・ベクトル/転位の増殖機構/転位網の観察/面心立方結晶における鈴木効果/時効硬化の転位論/転位の電子顕微鏡観察/超伝導遷移に伴う軟化現象/半導体の転位 4. 金属間化合物 金属間化合物の原点/金属間化合物の金属学史/金属間化合物脆さ克服の劇的展開/金属間化合物開発研究の推移/金属間化合物―今後の課題 5. 超伝導 基礎研究時代/A15型化合物超伝導体とその線材化/合金超伝導体の線材化/セラミック超伝導体/ジョセフソン効果と超伝導デバイス 6. 熱分析 はじめに/熱分析とは/示差熱分析/熱膨張測定/熱重量測定/おわりに 7. 電子顕微鏡 はじめに/電子顕微鏡の誕生/わが国における電子顕微鏡事始め/結晶格子像の観察と分解能競争/超高圧電子顕微鏡の開発
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