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再結晶と材料組織


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書籍情報
再結晶は身近な現象で,材料特性を高める重要な技術.本書は,金属分野の再結晶を扱い,第I部は再結晶に関するエッセンスと関連する科学技術を,第II部では,集合組織を含め専門的な課題を扱う.再結晶をマスターするための必携の書である.
材料学シリーズ:堂山昌男・小川恵一・北田正弘 監修
再結晶と材料組織
金属の機能性を引きだす
A5/212頁 定価(本体3500円+税) 978-4-7536-5614-1
古林英一(工学博士) 著

目 次
第I部 再結晶とは何か
1. 再結晶の領域
再結晶の語源は結晶化/用語と概念
2. 再結晶と材料工学
再結晶の材料学的効用/車のボディー外板用薄鋼板と成形加工性/方向性電磁鋼板/面心立方金属の再結晶/高温変形中に起きる再結晶
3. 再結晶に及ぼす材料因子とプロセス因子の影響
再結晶の経験則/塑性変形の条件/焼なましの温度,時間,昇温速度/変形前の結晶方位/変形前の初期結晶粒径/溶質原子および不純物
4. 回復および再結晶過程の測定法
顕微鏡組織観察/比熱/電気抵抗率/硬度/比重/X線回折
5. 1次再結晶の定式化
再結晶を相変態の一種と見る/1次再結晶過程の現象論的記述/実験データとの比較とJMAK理論の改良
第II部 再結晶をより深く知るために
6. 集合組織と再結晶
結晶方位と集合組織/変形と再結晶で形成する集合組織
7. 再結晶優先方位の形成機構
配向核形成説と配向成長説/核形成に関する学説/変形帯/α鉄の筋状変形帯とブロック説
8. 金属組織と再結晶
再結晶機構と金属組織の意義/光学顕微鏡などによる表面組織の観察/透過電子顕微鏡組織/結晶方位から見た亜結晶粒と再結晶粒



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