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偏光伝搬解析の基礎と応用






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書籍情報
本書は光分野を初めて学ぶ学生の教科書として,また光関連技術者が「偏光制御機能」を活用するための実用的な参考書として好適の書.偏光伝搬解析技術の習得にはねじれ配向も含め液晶の多様な光学異方性分布中の偏光伝搬を解析する技術の紹介が最適な道と著者が考慮し,「液晶」を取り上げ,偏光伝搬解析の応用を解説する.本書一冊で,様々な場面での偏光伝搬解析のための光学の基礎から実際の適用例までを読み通せるよう工夫.
偏光伝搬解析の基礎と応用
ジョーンズ計算法の基礎と偏光干渉,偏光回折,液晶の光学
A5/224頁 定価(本体3800円+税) 978-4-7536-5034-7
小野浩司(博士(工学)) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1部 偏光伝搬解析の基礎
 偏光の基礎,回折,干渉,ホログラフィ

第1章 光波伝搬と偏光の基礎
 1.1 Maxwell方程式と光波伝搬
 1.2 偏光伝搬の基礎
 1.3 偏光の記述とStokesパラメータ

第2章 異方性媒体中の光波伝搬
 2.1 誘電率異方性と屈折率異方性
 2.2 構造性複屈折

第3章 Matrix光学による偏光解析
 3.1 Jones法
 3.2 拡張Jones法
 3.3 4×4行列法
 3.4 Müller計算
 3.5 Müller計算とJones計算の比較
 3.6 Polar plot

第4章 光波干渉の基礎
 4.1 スカラー波の干渉
 4.2 偏光の干渉

第5章 光回折の基礎
 5.1 Kirchhoffの回折理論
 5.2 Fresnel回折とFraunhofer回折
 5.3 回折格子
 5.4 ホログラフィ

第6章 時間領域差分法(FDTD法)
 6.1 FDTD法の基本原理と異方性媒体への適用
 6.2 FDTD法の実際

第2部 偏光伝搬解析の応用
 液晶とベクトルホログラム解析を中心として

第7章 液晶の分子配向と光学
 7.1 ネマチック液晶分子配向状態とJones行列
 7.2 コレステリック液晶の光学

第8章 ベクトルホログラム
 8.1 薄いベクトルホログラム(偏光ホログラム)の基礎理論
 8.2 薄いベクトルホログラム(偏光ホログラム)解析の実際
 8.3 薄いベクトルホログラム(偏光ホログラム)中の偏光伝搬,FDTD法による解析
 8.4 厚いベクトルホログラムの解析
 8.5 異方性を有する偏光記録媒体への3次元ベクトルホログラム記録



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