内田老鶴圃 書籍サポート情報 お問い合わせ twitter



多体電子構造論






在庫は時期によりまして
変動することがございます

書籍情報
密度汎関数理論による計算を基礎において物質の多体効果をどのように第一原理的に計算するか,という問題を解説する.多体現象の中でも磁性と超伝導に軸足を置いて執筆した.本書は同じ物質・材料テキストシリーズ「固体電子構造論」(藤原毅夫著)の姉妹書である.
物質・材料テキストシリーズ
多体電子構造論
強相関物質の理論設計に向けて
A5/208頁 定価(本体3800円+税) 978-4-7536-2320-4
有田亮太郎(博士(理学)) 著
まえがき 著者略歴

目 次
第1章 密度汎関数理論
1.1 ボルン-オッペンハイマー近似
1.2 密度汎関数理論

第2章 相対論効果
2.1 ディラック方程式とスピン自由度
2.2 スピン軌道相互作用
2.3 電子状態に対する相対論効果

第3章 磁性体の第一原理計算
3.1 磁気異方性
3.2 ジャロシンスキー-守谷相互作用
3.3 スピン密度汎関数理論
3.4 励起状態と転移温度
3.5 異常横伝導

第4章 電子励起
4.1 グリーン関数
4.2 スペクトル関数
4.3 ヘディン方程式,ダイソン方程式
4.4 GW近似
4.5 ベーテ-サルピータ方程式
4.6 時間依存密度汎関数理論

第5章 格子振動と格子変形
5.1 密度汎関数摂動論
5.2 格子振動
5.3 弾性定数
5.4 電子格子相互作用
5.5 非調和振動

第6章 超伝導体の第一原理計算
6.1 BCS理論
6.2 エリアシュベルグ理論
6.3 超伝導密度汎関数理論

第7章 低エネルギー有効模型の導出
7.1 ワニエ関数
7.2 相互作用の評価
7.3 スピン模型の導出

第8章 動的平均場近似
8.1 フェルミオン系の経路積分
8.2 動的平均場近似
8.3 動的平均場近似の拡張
8.4 密度汎関数理論との融合



HOME新刊・近刊案内書籍検索購入案内会社案内お問い合わせ書籍サポート情報